梅田の複合商業施設「グランフロント大阪」内にある、企業や大学、研究機関が入居する“知の交流施設”「ナレッジキャピタル」が4月に開業10周年を迎え、そのアニバーサリーイベントが6月2日に開催された。イベントではナレッジキャピタルの最新の取り組みが紹介されたほか、有識者らが今後の展望を語り合った。
ナレッジキャピタルは2013年4月にグランフロントと同時開業。現在は企業や大学、国内外の行政関連組織など155者が入居している。同団体主催の学生向けアワードの応募数は累計5万6000名超えで、アイデアコンテストとしては国内最大級だ。
ちなみにナレッジキャピタルのロゴマークは、色の組み合わせや幅の大きさ、高さがバラバラの「i=私)」の字が並んでおり、さまざまな個性やイノベーションが集う様子を表している。代表理事の宮原秀夫氏が「今後も共創の精神を大事にしていきます」と登壇時に語ったように、さらに多くの団体・個人が参画し交流することで、新しい価値がこの大阪に続々と生み出されることに期待が募る。