神戸・アトア、2階「精霊の森」を刷新 生きものを身近に感じる体験型展示

 神戸市中央区の劇場型アクアリウム「AQUARIUM×ART átoa(アトア)」は7月11日、2階展示エリア「ELEMENTS 精霊の森」をリニューアルした。霧が立ち込める樹海をイメージした空間で、生きものをより身近に感じられる体験型展示やプログラムを充実させた。

 新たに、水槽に手を入れると「ドクターフィッシュ」の名で知られる魚、ガラ・ルファが集まり、指や手の古い角質を優しくついばむ様子を観察できる体験を始めた。利用時間は午前10時から午後7時までで、予約は不要。無料で参加できる。

 「デンキウナギ的相性探索」では、デンキウナギが周囲を探るために発する電気をリアルタイムで視覚化する。2人で手をつなぎ、同時にセンサーに触れると、来館者の微弱な生体電気と水槽内の放電パターンが組み合わされる仕組みで、デンキウナギの生態を楽しみながら学べる。

 展示エリアには、魚の飼育水を植物の栽培に再利用する循環型システム「アクアポニックス」も導入。魚の排せつ物を植物の養分として活用し、浄化された水を再び水槽に戻すことで、水の使用量や環境への負荷を抑える。このほか、アルダブラゾウガメ4頭に小松菜やレタスを与える餌やり体験も引き続き実施する。参加費は500円で、1日20個限定。新たに予定していたニシキマゲクビガメの餌やり体験は、生体が新しい環境に慣れるまで開始を延期する。

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