大阪・梅田の真ん中に、日本酒をその場で造り、味わえる「シェア型醸造所」が誕生した。複数の醸造家が設備を共有し、個性豊かな酒づくりを行う「KOFUNE SAKE BREWERY(コフネ サケ ブルワリー)」が、11月1日にオープンした。スタイルは立ち飲み。

店内奥にはタンクや搾り機が並び、ガラス越しに酒造りの工程を間近で見ることができる。訪れた客は、醸造家それぞれの個性が光る〝できたてのSAKE〟を立ち飲みで楽しめる。タイミングが合えば、搾りたての新作を味わうこともできるという。
同店では、参加する醸造家がタンクをシェアし、米や酵母、副原料などを自由に選んで仕込みを行う。ハーブやフルーツを取り入れた新感覚の日本酒が次々と生まれる予定だ。クラフトビールのように、日本酒でも街中に醸造所を構えるという発想から生まれた。
「クラフトビールのように、日本酒でも街の中に醸造所をつくりたかった」と語るのは、代表の上田睦紘さん。「小さな規模でも小回りが利く存在でありたい」という思いを込め、「小舟(KOFUNE)」と名付けたという。
■KOFUNE SAKE BREWERY/大阪市北区大淀中1-7-19
公式Instagram:@kofune.sake



