〝大阪魂〟掲げて千人熱戦 全関西空手が万博彩る

 日本こども支援協会チャリティー「大阪府知事杯 第38回オープントーナメント全関西空手道選手権大会」が9月7日、門真市の東和薬品RACTABドームで開催され、全国から男女1000人以上の選手が集結。フルコンタクトによる迫力ある試合が繰り広げられた。主催は新極真会大阪東部支部(阪本晋治支部長)。

 開会式では大阪観光局の溝畑宏理事長が「大会テーマ『大阪魂』を胸に挑戦してほしい」と激励。新極真会の緑健児代表も選手らに正々堂々の戦いを呼びかけた。大会は「日本こども支援チャリティー大会」としても開催され、国内で保護が必要な子どもらの現状を紹介。同協会に寄付金が贈呈された。

 大会は大阪・関西万博の期間中ということもあり、日本が誇る武道・空手道の体験型観光コンテンツとして大阪観光局が全面支援。光と音を駆使したプロの格闘技の試合さながらのエンターテイメント性の高い演出で、会場を盛り上げた。

 大会実行委員長で大阪東部支部の阪本晋治支部長は閉会あいさつで選手の健闘を称え、スポンサーやスタッフへの感謝を述べるとともに、来年への参加も呼びかけた。9月29日には万博会場のエキスポアリーナ「Matsuri」で開催する大演武会についても発表。元世界大会出場者や現役世界チャンピオンらが多数出演することも明かされた。

光と音の演出で盛り上がる試合
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