笑いに国境なし 石田明のノンバーバル喜劇、凱旋上演

 大阪府・大阪市などが主催し繰り広げる〝大阪にぎわい創出事業〟の一貫として15日から1週間、SkyシアターMBSなど大阪・梅田の3カ所で開催の「OSAKA COMEDY FESTIVAL 2025」。主要出演者でアドバイザー的役割も務めるお笑いコンビ「NONSTYLE」石田明(45)が概要説明会見を行った。

「これから毎年やりたい」と張り切る石田

 石田は締めくくりとなるお笑いとサーカスを融合させたショー「OSAKA CONMEDY CIRCUS DOBA!DOBA!」(21日夜、SkyシアターMBS)をはじめ、自身が脚本・演出・プロデュースを手掛けたノンバーバルコメディ「CHALLENGE」(21日午後、HEP HALL)、本業の王道漫才を井上とのコンビで演じる「MANZAI EXPO」(19日夜、SkyシアターMBS)と三様の出番をこなすリーダー格。

全日程を手に笑顔の石田

 特にノンバーバルコメディは石田が2年続けて英エジンバラ市で開かれるノンバーバルコメディーフェスに出演して上演している自信作。「日本と違ってNON STYLEなんて誰も知らない。日本語が通じない地でウケるにはドーパミンが出て思わずアドリブも出す。地元の方は有名無名を問わず楽しんでくれる。原点に返って貪欲になれました」と話す。サーカスとのコラボもかなり本格的だそうで「細部は見てのお楽しみですけど、必ず楽しませます」と自信の説明。

 フェスは今年が初試みで「大阪はキタとミナミでお客さん気質も異なる。まず構えずベタでストレートにお客さんに楽しんでほしい。僕はこれから毎年実施してもらって出続けるつもりですから」と息の長いイベントに育てる意気込みを示した。

(畑山 博史)

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