万博で乾杯! 米国館で〝カリフォルニアワインの日〟記念イベント プロも認める味を堪能

 万博・アメリカパビリオンで9日、カリフォルニアワインの日を記念したイベントが開催された。

 カリフォルニアワイン協会(California Wine Institute)が主催したイベントで、授賞式や任命式などが行われ、おすすめのワインが多数提供された。

 アメリカパビリオン代表のウィリアム・E・グレイソン大使の乾杯で始まり、カリフォルニアワイン協会の代表の発言、ワインの普及に貢献した業者やソムリエなどが賞を受賞し、今後カリフォルニアワインを積極的にPRしていくアンバサダーの任命式なども執り行われた。

ウィリアム・E・グレイソン大使

 ワインのプロばかりが参加しているので、厳選されたワインが振る舞われ、「ワインとのペアリングに最適」とシェフが勧める料理もフィンガーフードとして提供された。

 10日には一般来場者を対象とした「Wine Down Wednesday(ワイン・ダウン・ウェンズデー)」が開催され、カリフォルニア産のワインが試飲できる機会も提供された。

 175年前の1850年9月9日、カリフォルニア州はアメリカ合衆国の31番目の州となった。この歴史的な日を、カリフォルニアワイン協会がカリフォルニアワインの日と定めたもので、国内では今年が3回目になる。

 アメリカは世界第4位のワイン生産国であり、そのうちカリフォルニア州は全米ワイン生産量の約81%を担っている。日本の約1・1倍の広さを誇るカリフォルニア州には、154の公認ワイン産地(AVA =アメリカ政府公認葡萄栽培地域)があり、多様な気候・土壌・食文化、人々の気質が織りなす個性豊かなワイン造りが行われている。また、サステナブルなワイン生産にも積極的に取り組んでいるという。

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