昭和・平成のカワイイ漫画やアニメをモチーフにしたアート展「isayamax Solo Exhibition『V』」が開催中の大阪ミナミの画廊「LAUGH&PEACE ART」をギャル芸人「エルフ」荒川(28)が訪れ、作者のisayamaxと交歓。

荒川がモチーフとなって平成ギャルが描かれた作品「Savior-ELF Arakawa」を見ながら「こんなにかわいく描いて頂いてホント感謝です」と感激の面持ち。題名「Savior」の意味を「世を救う救世主」と教えられ、荒川は「うれしい。涙が出そう。私、この絵買いますよ」と気分はアゲアゲに。

isayamaxは福岡を本拠に活動。70年代の昭和少女漫画や、サンリオなど世界中の女子が大好きな日本製キャラクターを、文化にした現代アートで人気上昇中の若手アーティスト。お笑いにギャル文化を取り込んで個性を発揮する荒川を自身の作品のカギを握る存在として以前から評価しており、「荒川さんは現代のモナリザ。昔からずっとファン。一点突破でモデルにお願いしました」と説明。ファッションやアクセサリーもそのままに約2週間でこの作品を完成させた。

荒川自身はイラストなどを描く事は苦手で「絵の世界とは無縁の人生だったのでに憧れますね。私をモデルに選んでくれてうれしい」と大きなつけまつげをシバシバ。
画廊内では「Savior-ELF Arakawa」をデザインしたクリアケースやステッカーなどの小物も販売されており、大好きなピンクを主体に、特徴的な大きな目に瞳の中には星がキラッ。「派手ハデが好き。目もキラキラやしカワイイ」とすっかり気に入ったよう。最近、テレビ番組のロケ企画で自室を壁紙などで大改装し「イメージしていた通りの超かわいい部屋に。この絵飾りたい」と夢は膨らむ。価格が33円と聞いて「劇場ギャラやったら500回ぐらい出んとアカンな」と周囲に笑いを誘い、「(女芸人№1の)THE-W勝ったら、賞金で全部買えますね。もちろん、今年は獲る気」と昨年惜敗のリベンジを誓った。
8月31日まで、入場無料。
(畑山博史)
