【全国学力テスト】 大阪は平均以下だが差は縮小

 文部科学省が4月に実施した全国学力・学習状況調査の結果を公表。大阪府の小中学生は全教科で全国平均を下回ったものの、小6の国語(65.0%)と算数(58.0%)は全国平均(それぞれ66.8%、58.0%)との差が小さく、ほぼ同水準。理科は55.0%(同57.1%)とやや差があった。中3は国語52.0%、数学47.0%、理科はオンライン形式で実施され、IRTスコアは487(全国平均503)だった。
 府教委は「全体として差は縮まりつつある」と評価しつつ、理科の学力向上を課題とした。