「ムダだと思う業務」1位は「朝礼」 働く人の9割以上が非効率を実感

 働く現場で「これ、本当に必要?」と感じる業務が少なくないことが、民間調査で明らかになった。

 特定技能外国人の採用支援などを手がけるライズ・スクウェア(八尾市)が、20~50代以上の就労者500人を対象に「職場のムダだと思う業務」について調査を実施。その結果、1位は「朝礼への参加」(20.0%)、2位に「意味のない会議」(17.2%)、3位に「必要性の低い資料作成」(16.0%)が続いた。

 この他にも、4位に「紙資料の配布」(9.0%)、5位に「手書き資料の作成」(4.2%)、6位に「意味のない報告」(3.8%)、7位に「お茶出し」(2.8%)がランクインしており、いずれも従来から続く業務習慣が〝ムダ〟と感じられている実態が浮き彫りになった。

 調査では、「多くある(38.6%)」「少しある(56.2%)」と、実に94.8%の人が〝ムダな業務はある〟と回答。年代別に見ると、30代の割合が最も多く(34.0%)、次いで40代(27.2%)、50代以上(20.8%)、20代(18.0%)と続いた。

 同社は「ムダと感じられている業務の多くは、慣習として続けられているものが中心。逆にいえば、見直す余地があるということ。業務効率化や働きやすい環境づくりにつながるヒントになれば」としている。

<引用元>ライズ・スクウェアの特定技能外国人の採用・雇用支援サイト(八尾市北本町2丁目12-24 北本町マルシゲビル3F)
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