社会・政治

米や食品、選べるクーポン配布 大阪府〝第4弾〟支援策始動

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大阪府「お米クーポン」再び 18歳以下の子どもと妊婦に食費支援

 大阪府は、物価高騰に苦しむ府民の家計を助けようと、18歳以下の子どもや妊婦を対象に、食費支援策として「お米クーポン」を実施すると発表した。

 支給額はこれまでの5000円相当から7000円相当に引き上げられる。府内に住民票がある2007年4月2日以降に生まれた子どもと、申請日時点で妊娠している人が対象で、府は約135万人が該当すると見込んでいる。

 支援内容は、府内の登録店舗で米などの購入に使える電子クーポン「お米PAYおおさか」または、缶詰やカップ麺、飲料など約500品目の中から希望する食品を現物で受け取る方式から選択できる。いずれも税込み7000円相当分で、送料を含む。

 申請は6月2日から9月1日まで、府の特設サイトで受け付ける。オンライン申請が困難な場合は、紙のクーポンを利用することも可能。クーポンの利用期限および現物支給品の申し込み期限は11月30日まで。

 吉村洋文知事は、「米の価格はこの1年で約2倍に上昇しており、特に子育て世帯への影響が大きい。少しでも生活を支えるための支援を行いたい」と述べた。問い合わせは、大阪府子ども食費支援事業コールセンター、電話0120(479)208。