経済

補助金の代表格ともいえる「小規模事業者持続化補助金」の公募始まる

2025年最新「補助金」情報をお届け!

「小規模事業者持続化補助金」の概要

【補助上限】50万円
・インボイス特例対象事業者は50万円の上乗せ
・賃金引上げ特例対象事業者は150万円の上乗せ
・両特例対象事業者は200万円の上乗せ 

【補助率】2/3(賃金引上げ特例のうち赤字事業者は3/4)

【対象経費】機械装置等費、広報費、ウェブサイト関連費、展示会等出展費(オンラインによる展示会・商談会等を含む)、旅費、新商品開発費、借料、委託・外注費

【申請方法】電子申請システムGビズID
【申請受付開始】2025年5月1日(木) 
【申請受付締切】2025年6月13日(金)17:00

 この補助金は、売上をもっと増やしたいと考えている小規模事業者にオススメ! ポイントは、幅広い経費が対象、かつ申請手続きが簡単であることです。

 例えば、機械装置の導入から、広報費(新サービスを紹介するチラシ作成、看板の設置等)、ウェブサイト関連費(ウェブサイトの構築、更新、改修等)、展示会や商談会への出展料など、さまざまな取り組みに対する補助が受けられます。広報費には、新聞や雑誌への出稿料も含まれるため、より幅広いお客様に自社の商品やサービスをPRすることも可能です。

 最近は働き方改革や賃金引き上げ、インボイス制度の導入など、事業環境が大きく変わっています。こうした変化に対応しながら、売上アップや新たな取引先の開拓を進めるためにも、補助金をうまく活用したいところです。

 「新しい販路を開拓したい」「もっと効率よく業務を進めたい」と考えているなら、この制度を生かして、事業の成長につなげていきましょう。

なにわのみやコンサルティング  増田昌代
[プロフィル]なにわのみやコンサルティング 増田昌代
1972年生まれ。立命館大学大学院経営管理研究科修了(MBA取得)、中小企業診断士。大手IT企業の経営企画室での経験を基盤に、複数業界でのキャリアを構築。東証上場企業の広報IR責任者を経て2024年に独立。データ分析に基づくWEBマーケティング戦略立案と各種補助金活用支援を得意とし、中小企業の持続的成長をサポート。