シンガポールは夢をつなぐ パビリオン全体像を発表

 シンガポール政府観光局はこのほど、パビリオン展示の全体像を発表した。「ドリーム・スフィア」と呼ばれ、同国の愛称「Little Red Dot(小さな赤い点)」から着想を得た赤い球体のデザイン。1万7000枚を超える赤いリサイクル・アルミニウムのディスクが使われている。

1万7000枚を超える赤いリサイクル・アルミニウムのディスクで覆われたシンガポールパビリオンの外観
1万7000枚を超える赤いリサイクル・アルミニウムのディスクで覆われたシンガポールパビリオンの外観

 パビリオン内は、同国出身の複数のアーティストが五感を刺激する没入型のアート・インスタレーションを展開。同国がどのように夢を現実に変えていくかを、楽しむことができる。

 物語は3つの章に分かれ、「ゆめ・つなぐ・みらい」を強調。今回発表された第3章の「ドリーム・リポジトリ(夢の集まる場所)」では、来場者が自らの夢を「ドリーム・ディスク」に描き、同パビリオンに集まる多くの人々と共有できる。

パビリオン内にある第3章「ドリーム・リポジトリ」
パビリオン内にある第3章「ドリーム・リポジトリ」

 「Shiok!(シオック)カフェ」では同国の独立60周年を記念して、60枚のディスクに夢を描いたインスタレーションが展示される。

 ドリームメッセンジャーとして起用するアニメキャラクターの「サニー」は同国原産の鳥のクリムゾン・サンバード。サニーを折り紙で折るキャンペーンも展開し、シンガポールにふさしいプレゼントも用意する。