扇町公園のニューレストランに記者ファミリーが突撃!

 

 大阪市北区の扇町公園内に、新たな癒やしスポットとして、「Botanico扇町公園」「扇町茶屋」の2店舗がオープンした。本オープンの12月4日に先立ち、近隣に住み普段から扇町公園のヘビーユーザーである記者家族が、事前試食会に行ってきた。

 「Botanico扇町公園」は、「ボタニカル」をコンセプトにし、モーニングからディナーまでそれぞれの時間帯で楽しめるオールデイダイニング。インテリアには自然素材やストーン、ビンテージ風の木材などを起用し、真鍮ゴールドや照明をアクセントに混ぜ込んでいる。扇町公園内という立地の特性を生かし、自然に溶け込みながら都会の洗練さも感じるレストランだ。

 もうじきクリスマスということもあり、店頭にはクリスマスツリーが。テラス席が40席あるので、天気のいい日中は外の風を浴びながらの食事もいいだろう。

 店内は86席と広く、ファミリーはもちろん、女子会や会社の飲み会などの団体利用もできそう。

 まずはウェルカムドリンクで乾杯。子ども向けにソフトドリンクの提供もしてくれた。

 そしてメインディッシュ「赤海老のガーリックシュリンプ」が到着。黄色のソースはマヨネーズから派生した「レムラードソース」。このソースには和歌山県産のレモンが使用されており、後味がすっきりしている。

 メニューのゴージャスさに子どももびっくり。「まわりの衣みたいなものがサクサクで、海老は柔らかくておいしい」と、子どもも親しみやすい味だったそう。

 続いて運ばれたのは、この季節に食べたくなる「ポットパイ」。ザクザクと生地をスプーンでつつくのが楽しく夢中になってしまう。

 ポットパイの中身はきのこ・野菜のほか、ホタテやエビなど具材がゴロゴロと入ったクリームスープ。心も体も温まる一品だった。

 パスタは「鹿児島産茶美豚ベーコンのトリュフカルボナーラ・タリアテッレ」をチョイス。もちもちのパスタ麺とジューシーなベーコンが濃厚なソースに絡み合い、食べ応えバツグン。トリュフの香りがいいアクセントになり、ワインともよく合う。

 サラダや肉料理、デザートもあったが、今回はおなかがいっぱいになり断念。ランチはメイン+サラダブッフェという違ったスタイルで楽しめる。

 また、隣の「扇町茶屋」ではランチボックスやピクニックセット、駄菓子の販売、遊具の貸し出しなど、普段の公園遊びとは違った楽しみ方ができるそう。

 ランチ・ディナーはWebでも予約可能。公園のさらなる盛り上がりに期待が高まる。

■Botanico 扇町公園/大阪府大阪市北区扇町1-1/電話090(8214)3994/営業時間 9:00~22:00/定休日なし