守口市献血推進協議会は、献血・骨髄バンク・さい帯血バンクの啓発として、守口市役所1階ロビーで「絵本『春ちゃんは元気です』展」を開催している。期間は12月3日まで。
守口市は今年の4月1日から「守口市骨髄バンクドナー助成金制度」を創設。骨髄などの提供者(ドナー)の負担を少しでも取り除こうと、ドナーには最大14万円を、ドナーを雇用する事業所には最大7万円を助成するというものだ。そういった経緯もあり、今回の市役所ロビーの開催に至った。
会場に設置している絵本「春ちゃんは元気です」は、2度の骨髄移植を乗り越え、白血病を戦い抜いた4歳の少女の物語。自身も骨髄バンクの啓発活動を行う栄田慶子さんは「一人でも多くの患者さんを救うには、一人でも多くのドナー登録が必要。なので一人でも多くの方に知っていただきたいと思って、このような活動を行っています」と話す。
骨髄バンクの登録は、守口ライオンズクラブ(守口市河原町)が主催している献血会場で可能。直近では、12月15日の午前10時~午後4時、大阪メトロ谷町線「大日駅」前ロータリーで実施する。