配管コーティングのはがれ確認 関西電力 美浜原発3号機

 関西電力は10月29日、美浜原発3号機(福井県美浜町)で発生した海水漏れ問題について、冷却用配管内のコーティング材剥離を確認したと発表した。10月の定期検査で配管の剥離を補修済みだったが、再び微小な穴が2つ見つかり、内側の樹脂ライニングが剥がれていた。関電は原因を調査し、新たな部品で配管を交換予定とするが、再開時期は未定。森望社長は「原因究明に尽力する」と謝罪した。