船内で鉄板焼きフルコースを堪能 クルーズ船「アールデ・ルーク号」運行開始

クルーズ船「アールデ・ルーク号」運航式

テープカットの様子

 大阪のオフィス街、本町にある水辺と公園を活用した船着き場「β(ベータ)本町橋」(大阪市中央区)で10月30日、新しいクルーズ船「アールデ・ルーク号」の運航式が行われた。

 同船は大阪初、全国でも珍しい船内で鉄板焼きのフルコースが楽しめる。同市の中心を流れる東横堀川から道頓堀川や堂島川など、水辺からの景色と観光名所を眺めながら、黒毛和牛ステーキや海鮮など、シェフが目の前で調理する鉄板焼きフルコースが堪能できる。

船内

 木造の船内は、後方に景色をゆったりと眺められるウッドデッキにソファを設置。屋根には〝無事にかえる〟〝若がえる〟などの縁起の良さから、広告主である大阪商工信用金庫のイメージキャラクター「けろけろけろっぴ」をラッピングしている。

 同金庫の多賀隆一理事長は「見て、乗って楽しい船で大阪を盛り上げたい」と語った。運営するスギタグループ杦田勘一郎代表は「陸と川をつなぐことで地域に貢献していきたい。この船が大阪の名物になることを確信している」と熱意を込めた。

■アールデ・ルーク号/問い合わせ グロリア/電話06(6623)9110