京阪ホールディングス(大阪市中央区)は、京阪枚方市駅と一体となった複合施設「ステーションヒル枚方」内に、新しい商業施設「枚方モール」を9月6日に開業した。
地上1階から5階までの5フロアで構成し、78店舗のテナントが揃う。関西初出店のバンダイナムコアミューズメントが運営する屋内アスレチック施設「トンデミ」をはじめ、日本初上陸の「香港飲茶YUMCHA」、京阪沿線初出店では生活雑貨の「ハンズ」、化粧品のセレクトショップ「ナナイロ ボーテ」、韓国コスメ「イイナ」など注目の店舗がオープンした。
京阪グループが掲げる〝駅から始まるまちづくり〟をコンセプトに、「鉄道グループだからこそできる街づくりをすすめてきた。商業施設の開発ではなく、この駅から街を変えていく」と執行役員の大浅田氏は強く語る。駅を起点とするため、あえてターゲットを決めずさまざまな利用シーンを想定した施設づくりを行うことで、〝モール〟をさらに進化させた再開発を通じて沿線エリアの活性化に期待が高まる。