〝市民歌手〟山部檀さんがソロライブ シャンソンの名曲を熱唱

シャンソンの名曲を熱唱する山部さん

 「シャンソンでくつろぎのひと時を楽しんで」と、地道にシャンソンを歌い続けている〝市民歌手〟山部檀さんのソロライブが28日、大阪市中央区のレストランで開かれ、山部さんはシャンソンを中心に洋楽の名曲を熱唱。会場は、一曲ごとに拍手と声援に包まれた。

 山部さんはフラワーアーティストとして活躍する一方、8年前からコンサート活動にも挑戦。「歌を通じて一人でも多くの人に元気を与えたい」と、泣き笑いの人生ドラマを披露しながら、歌い続けている。

 この日、山部さんは中村安彦さんのウッドベース、アルベルト田中さんのピアノ演奏を背に、健聴者と耳の不自由な人との愛のメッセージソング「声のない恋」や「悦楽のカフェにて」「古い歌の伝説」などシャンソンの代表曲を情感豊かに披露。「シャンソンが大好きだった母の影響でシャンソンを歌うようになりました。会場に来ていただいた人たちと感動的な時間を過ごすことができました」と満足した表情を浮かべていた。