グッドニュースはこのほど、23年卒の企業の採用状況に関する調査結果を発表した。同社が運営する就活サイト「キャリアマップ」で新卒採用をする2343社にアンケートを実施。初任給や採用人数を前向きに引き上げる企業が増えており、コロナ収束の兆しを伺わせた。
専門職・技術職採用については、22年卒に比べ初任給を引きげた企業は41・3%に上り、人材不足の飲食や美容の業界が目立った。
初任給の職種ランキングベスト5は、前年は医療と情報の分野で占められていたが、今年は調理・建設の分野もランクインした。
また、プログラマーの募集で初任給42万円のケースもあり、情報分野での人材確保の難しさが影響したと考えられるという。
近年のジョブ型雇用の流れからも、専門職や技術職の採用意欲が高まっている調査結果となった。