ふるさと納税で〝母校〟を応援 大阪府が寄付制度をスタート

 大阪府は4月から高校授業料完全無償化の段階的な導入に伴い、ふるさと納税の仕組みを活用した「母校応援ふるさと納税制度」を始めた。寄付の対象は、4日時点で府立は高校全154校と支援学校全50校、図書館・博物館など9施設。私立高は府内95校中の63校が制度に参加。通信制高校や専修学校なども一部参加する。寄付希望者は府のホームページから支援したい学校、金額を決めて寄付すると、府の基金を通じ、私立、府立を問わずに寄付できる仕組み。寄付金から2000円を引いた全額が所得税の寄付金控除の対象となる。