【大阪・関西万博まであと1年!】 「脱炭素社会」の実現を目指すプロジェクト

吉村知事からイメージソングに込めた想いについて質問を受ける倉木さん(左)=大阪府庁

4月から本格始動 「グリーンパートナー」の倉木麻衣さんも登壇

 大阪・関西万博開幕までの365日間(2025年4月13日まで)、府民や民間企業と連携して「脱炭素社会」の実現を目指す「脱炭素エキデン 365」プロジェクトが4月14日から始まる。

 同プロジェクトは、 CO2 排出抑制に取り組み、その脱炭素活動のスコアを、脱炭素を計測できるエコライフアプリ「SPOBY(スポビー)」を活用して見える化することで、EXPO グリーンチャレンジへの貢献をめざす。 3 月 26 日、大阪府庁でプロジェクト関係者が一堂に会し、「『脱炭素エキデン 365』プロジェクト On your marks(オンユアマークス)ミーティング」を開催し、「SPOBY」を提供するスタジオスポビー(東京都)の夏目恭行代表、プロジェクトの「グリーンパートナー」倉木麻衣さん(歌手)も参加した。

 プロジェクトのオフィシャルパートナー、吉村洋文府知事が登壇し、「大阪府では2050年にカーボンニュートラルを実現すべく、一歩一歩着実に歩みを進めているところです。その実現に向けて大切なのは、府民一人ひとりの行動を見直していくことだと思っています。一人ひとりが削減できるCO2の量は少ないかもしれませんが、皆が力をあわせれば、カーボンニュートラルを実現することができると信じております。誰もが参加できるプロジェクトですので、大阪・関西万博までの365日間、皆で小さなことからコツコツとCO2の削減を目指していきましょう」と呼びかけた。

 また、スタジオスポビーの夏目恭行代表は、「『脱炭素エキデン 365』の名称は、2050年に主役となる、子どもたちの未来を守るためにタスキをつないでいこう、という想いを込めてネーミングしました」と語り、取り組み内容について説明した。プロジェクトの「グリーンパートナー」でイメージソング「Thank you for everybreath」を書き下ろした倉木さんも登壇し、「音楽を通じて、このプロジェクトをより多くの皆さまにお届けできたらと思っております」と話した。

フォトセッションに収まる吉村知事、倉木さん、スタジオスポビーの夏目代表 (前列右から)=大阪府庁