人材育成をサポートする都市型研修施設「中小企業大学校関西校」が4月に大阪でリニューアルオープン

研修会場のイメージ

 中小機構(独立行政法人中小企業基盤整備機構)が運営する中小企業大学校関西校(関西校)は、4月に兵庫県神崎郡福崎町から大阪市中央区の大阪国際ビルディング17階へ移転し、都市型研修施設としてリニューアルオープンする。新たな関西校は大阪の中心部、近畿2府4県から通学しやすい場所に拠点を構える。関西校を運営している中小機構近畿本部と同じビルに併設することで中小企業者に対し、より質の高い支援を提供していく。

 関西校は、中小企業や支援機関の様々な経営課題解決に繋がる多様なテーマの研修を実施している。研修では、座学講義に加え、グループワークやディスカッション、プレゼンテーションなどの手法により実践につながる学びを提供し、延べ約6万7000人(2022年度まで)が受講した。中小機構では「会話に集中するためのサウンドマスキングや移動式モニター、壁面ホワイドボードなど最新の設備を導入し、これまで以上に研修に集中していただける環境を提供します」としている。