本場イタリアンバールの味を再現　コーヒー職人「バリスタ」のエスプレッソを堪能

　駅構内の店舗などを運営する近鉄リテーリングが展開する「チャオプレッソ」は、本格的なエスプレッソが飲める店としてじわじわと人気を集めている。

　スタッフ全員がエスプレッソづくりに日夜邁進しており、バリスタグランプリの日本大会で上位入賞者を多数輩出。エスプレッソイタリアーノ大会では２２年の日本大会優勝、２３年世界大会では４位の快挙を成し遂げ、日本のエスプレッソ界をけん引するブランドとなっている。

　淀屋橋店は、２３年エスプレッソイタリアーノ日本大会２位で日本バリスタ協会公認インストラクターの三鴨店長を筆頭に、エスプレッソを提供する。「研修を通しておいしいエスプレッソを提供することが、顧客の反応にもあらわれ、スタッフのモチベーションもアップにつながっている」と三鴨店長は話す。

　同店のコーヒーマシンやコーヒーの豆も本格派だ。エスプレッソマシーンはイタリアの「ラ・チンバリ」を備え、コーヒー豆は、１９３７年創業の同国・ミラーニ社の「グランバール」を使用している。最高の技と、マシーンと素材から生まれるエスプレッソコーヒーの魅力に淀屋橋界隈で人気を集める。

　おすすめメニュードリンクは、エスプレッソをはじめ、カプチーノやマロッキーノ（チョコレート、フォームドミルク、エスプレッソの三層からなるイタリア版カフェモカ）、辻利（つじり）抹茶のラテ、熱々チョコレートにたっぷりの生クリームをのせたチョコラータコンパナ、見た目が美しく暖かいアップルシナモンピーチティーなど。

　軽食はイタリアンなサンドイッチ、パニーノからバターチキン、じゃがいものアリオリソース、牛肉のフィリーチーズの３種をチョイス。スイーツなども各種取り揃える。

　同店は、高い天井に８０席という広いスペースの開放感があり、席の半数以上にはコンセントが設置されており、無料WIFI対応でリモートワークにも最適だ。春から秋にかけてのテラス席は、ペット同伴可能で散歩の途中に立ち寄れる。