「正月の風物詩であるおせち料理を味わってください」―。西成区が発祥の地のスーパー玉出(フライフィッシュ運営、湯本正基代表)外商本部の工藤文子本部長らメンバーらが12月30日、西成区萩之茶屋の西成労働福祉センター周辺でおせち三段重(100個)をボランティアで無料配布し、地元の人たちに正月気分を味わってもらった。
同スーパーは西成を中心に大阪府内で地域に密着した店舗を展開。「スーパー玉出は西成で暮らす方々に毎日支えられ、共に歩んできたからこそ今日があります」と、地元のボランティア団体「志絆会(しはんかい)」を介しておせちを配布した。
工藤本部長は「今回のイベントは志絆会様がボランティア活動にスーパー玉出の商品を活用していただいていた縁により実現しました。故郷に帰れない人たちにもおせち料理を味わっていただき、ひとときでも正月気分に浸っていただければ」と笑顔で話していた。