地域に愛され、地域とともに成長する施設をめざす
東急不動産と東急不動産SCマネジメントは両社が運営管理する商業施設「あべのキューズモール」(大阪市阿倍野区阿倍野筋)と「あまがさきキューズモール」(兵庫県尼崎市)の2施設を、2024年春に向けてリニューアルを実施すると発表した。2施設において、食関連・生活雑貨の店舗を拡充し、より日常に寄り添う施設へとリニューアルを実施する。
新たな〝つどい、くつろげる庭〟の「Q’s Garden(キューズガーデン)」 が誕生
あべのキューズモールは24年3月から順次オープンし、同年7月末までに全店オープン完了予定。新店10店舗、移転2店舗のリニューアルを実施。地下1階では地域の生産者と客を結ぶ直売所「わくわく広場」や、韓国スーパーの「リトルソウル」などの食関連店舗や、「Standard Products」や「LAKOLE」などの生活雑貨店舗が新たにオープンし、さらに客の「食」や「日常」を支えるフロアとなる。また、大阪3大ターミナルに位置するあべのキューズモールの4階屋外空間に「Q’s garden」がオープンし、エリアにおいて希少なつどい、くつろげる庭が誕生する。
地下1階「食」エリアでは、食関連店舗の拡充に加え、24年3月に共用通路をリニューアルし、エリア全体のデザインを温かみのある木目調に統一し、“マルシェ”のように買い物を楽しめる空間を創出する。
2階「きゅ~ずまえ」 サステナブルな〝つどえるエントランス〟が誕生
あまがさきキューズモールは24年2月から順次オープンし、同年4月末までに全店オープン完了予定。食関連・生活雑貨の店舗を拡充し、6店舗が新たにオープンする。
食関連では、有名ホテルやレストランで使用されている業務用食品を取り扱う尾家産業による新業態で一般向け食物販店「ももひこや」がオープンする他、「スターバックスコーヒー」は席数が約3.2倍、面積が約1.8倍となる増床リニューアルを行う。さらに生活雑貨においても、使いやすく買いやすい、スタンダードなアイテムが揃う「Standard Products」がオープンする。
2階エントランスでは、施設の顔となり、待ち合わせスポットにも最適な「きゅ~ずまえ」が誕生し、よりくつろぎを感じられる心地よい施設へと進化する。また、24年4月に、館内のファニチャーの大多数を刷新、フロア特性に沿ったファニチャーを導入することで、より居心地よく利用できる施設をめざす。