大阪府の南東部・河南町のドライブ情報を発信

JAF大阪支部と河南町が観光協定を締結

 JAF(一般社団法人日本自動車連盟)大阪支部は12月1日、河南町(森田昌吾町長)と地域課題の解決や観光分野での情報発信を目的とした協定を締結した。JAFは、すでに全国661自治体と協定を結び社会貢献に取り組んでいる。

 JAFの小林泰彦大阪支部長が河南町役場を訪れ、森田晶吾町長と共に協定書に署名。協定書は歴史や文化、美しい景観や地元食材など観光PRでの相互協力を盛り込んだ内容で、ドライブ先として同町の魅力を発信していく。締結後は、にぎわいを創出するワールド牧場での地域交流イベントや同町を起点とする〝ドライブスタンプラリー〟、交通安全啓発講習会などの活動に取り組む。

 同町は大阪府の南東部で、町域の3分の1の山地部は、金剛生駒紀泉国定公園に指定されている。   
森田町長は、「河南町は、自動車交通で成り立ち、国道309号沿いには毎年20数万人が利用する道の駅『かなん』が拠点として位置する。今回の締結で、利便性など更なる情報発信力や関係人口増に期待したい」と話した。

 小林支部長は、「JAF在籍会員数は2千万人余で、JAFMateやJAFナビなどで地域の魅力を伝えている。今後も地域経済の活性化に尽力していく」と抱負を述べた。