新旧2つの「通天閣」が映り込む 新たなフォトスポットが新世界に誕生

初代通天閣「グラフィックウォール」前で記念写真に収まるお披露目の会の出席者。バックには現在の2代目通天閣が見える

 大阪の下町で〝ミナミの南〟といわれる観光スポット「通天閣」の足元にある土産物店「ココモよってぇ屋」新世界店の南側側面に、1912年完成の初代通天閣完成直後の写真を用いた「グラフィックウォール」(幅10㍍、高さ6㍍)が完成。9月1日、同店内の昭和レトロカフェ「トナリノトナリ」でお披露目式が開かれた。

お祝いに駆けつけて、清水けんじリーダー(右側手前)を相手に、乳首ドリルを披露する吉本新喜劇のすっちー座長(同左隣)

 グラフィックウォールを作成した大成土地の吉本公一社長は「初代の建設を担当した大林組が保管していた創建当時の写真を使った。同社が所有する新世界のルナパーク一帯を含めた当時の写真展を、店内で同時開催しています」と説明。  初代通天閣の持ち主が吉本興業だった縁から、すっちー座長ら吉本新喜劇メンバーがお祝いに駆け付け。清水けんじリーダー相手に得意の乳首ドリルを披露し、式典参加者や道行く観光客から盛んな拍手。

あいさつする通天閣観光の西上雅章会長(左)と大阪市役所の幡多伸子浪速区長

 現在の通天閣は2代目で、戦前の初代が消失後に1956年現在地に再建。2007年に登録有形文化財に指定された。グラフィックウォールは、現在地から南へ約30㍍の初代が建っていた付近にもうけられており、実物の2代目を背景に1枚の写真に新旧の通天閣が映り込む格好。新たな無料フォトスポットとして観光客から人気が出そうだ。