大阪に続き京都新阪急ホテルも閉館へ 45年の歴史に幕、感謝のフィナーレ

 大阪・梅田の顔として親しまれ、2025年に惜しまれつつ閉館した旧大阪新阪急ホテル。そのグループホテル第1号として1981年に開業した「京都新阪急ホテル」(京都市下京区)が、建物の賃貸借契約満了に伴い、2027年1月17日の宿泊利用をもって45年の歴史に幕を下ろす。長年の愛顧に感謝を込め、ホテル全館を挙げたフィナーレイベント「Finale(フィナーレ) おおきに、ありがとう~45年間の大切な思い出~」を開催している。

 ハーフビュッフェを提供するレストラン「ブールヴァール」では、「季節のごちそう感謝祭 おおきにハーフビュッフェ」を展開中。1人1品選べるメイン料理に加え、約40種類の料理が食べ放題となる。シェフが目の前で切り分けるサーモンマリネや、合鴨ロースのロティなど、ライブ感あふれる演出も魅力だ。土日祝日のランチ限定で提供する「トリュフ入りオムレツ寿司」は、目の前で仕上げるスタイルが話題を集めている。

 また、ディナー限定で、過去の周年記念で話題を呼んだ、五重塔をモチーフにしたプチシューのデザートが再登場。開業当時から好評の「山菜ピラフ 牛肉の焼きしゃぶ添え」も日替わりメニューとして提供する。料金はランチが平日4370円、土日祝4950円、ディナーは全日6210円。

 クリスマスや正月には特別料金で、さらに充実したメニューを提供する予定だ。フィナーレ企画として、ホテルの開業年と同じ1981年生まれの人は、生年月日が分かるものを提示すると本人に限り一般料金から45%割引となる。また、日付に4と5のいずれかが付く日は、一般料金から30%割引となる企画も実施。いずれも要予約。そのほか、グループホテルの宿泊券やランチ券、フィナーレグッズなどが当たるくじ引きイベント「おおきに感謝くじ」も用意している。

JR大阪駅から約30分 観光にも便利な立地

 JR京都駅前という立地から、大阪府民にとっても観光やビジネスの拠点として親しまれてきた同ホテル。1階ロビーには、開業から現在までの歩みを写真で振り返る「歴史ボード」や、来館者が思いをつづる「メッセージボード」を設置している。隣接の売店では、オリジナルデザインの手ぬぐいやトートバッグ、「千寿せんべい」などの記念グッズを販売する。

 プロジェクトリーダーの荒木渚さんは「最後なので、宿泊プランや各店舗、展示も含めて全館でいろいろなイベントを用意した。最後までたくさんのお客さまにお越しいただけるよう尽力している」と話す。2027年1月17日の営業終了日まで、「おおきに」の心で客を迎える。

■京都新阪急ホテル/京都市下京区、JR京都駅「烏丸中央口」正面/電話075(343)5300

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