優秀な人材確保へ10年ぶり回帰 シャープ本社、大阪市へ移転

 シャープは3月16日、本社を堺市堺区から大阪市中央区(堺筋本町)に移転し、新社屋で業務を開始した。経営再建の一環で2016年に同市阿倍野区から堺市へ移って以来、約10年ぶりの大阪市内回帰となる。

 新本社はオフィスビルを賃借し、管理部門など約800人が勤務する。沖津雅浩社長は同日の挨拶で、「10年間にわたり多大なる支援をいただいた堺市の皆様に心より御礼申し上げる」と感謝を述べた上で、「都市部に移転することで優秀な人材の獲得につなげやすく、社員も外に出やすくなり新しい情報に触れる機会が増える」と移転の狙いを説明した。

 1階エントランスには、創業者の早川徳次氏の銅像のほか、同社の祖業であるベルトのバックル「徳尾錠」やシャープペンシルの原型「早川式繰出鉛筆」など、礎を築いた歴史的な製品を展示している。

シャープの新本社が入るビル
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