Z世代100団体が共創、日本最大級のエシカル祭典を開催 ワークショップなど体験型エンタメ

 Z世代22人でプロジェクトを推進する一般社団法人エシカルエキスポジャパン(本社・大阪市住之江区、塗野直透代表理事)は6月10日と11日の2日間、グランフロント大阪内「ナレッジプラザ」「ナレッジシアター」「カフェラボ」で、Z世代100団体で共創する日本最大級のエシカルの祭典「エシカルエキスポ」を開催する。

 「もったいない」「お互いさま」など日本の古き良き文化をリバイバルし、人や社会、地域、環境に配慮した「エシカル」という考え方を、幅広い世代に広めようとZ世代が中心となり企画運営を行う。 
 会場ではお好み焼きの「千房」と学生団体「もったいないーと」が、地産地消やフードロスなどのエシカル対応を生かした「Z世代にモテる次世代の粉モン文化の創造」をPRするなど、学生団体と企業がタッグを組んだ取り組みやワークショップが出展される。シアター会場では、演劇やライブ、インフルエンサーも参加するクイズ大会が開かれる。ほかにもZ世代と大人世代の座談会や、参加者同士の交流会も予定している。

 代表理事の塗野さんは「エシカルを知らない人や興味がなかった人も楽しめる内容なので、気軽に来てもらいたい」と呼びかける。2日間で、2万人の来場、オンライン20万人のリーチを見込む。今後は、一過性のイベントに終わらせず、2024年には大阪・東京の2拠点開催、2030年には47都道府県一斉開催を目指している。

イベントの概要を発表する塗野代表(前列中央)ら