「進化する梅田の活気を国内外に」

衣料品大手の「ユニクロ」(山口県)は、大阪・梅田の複合商業施設「LINKS UMEDA(リンクスウメダ)」で展開していた「ユニクロ LINKS UMEDA店」を2フロアに拡大し、西日本最大のグローバル旗艦店「UNIQLO UMEDA(ユニクロ ウメダ)」として、10月24日にリニューアルオープンした。
売り場面積はリニューアル前の約2倍となる約4297平方㍍。1階はウィメンズ、2階はメンズとキッズを中心に幅広い商品を展開する。さらに衣類のリペアやリメイクを行う「RE.UNIQLO STUDIO(リ・ユニクロスタジオ)」や、花のある暮らしを提案する「UNIQLO FLOWER(ユニクロフラワー)」など、衣料販売にとどまらない多彩なサービスであらゆる層のニーズに応える。なお、同じ梅田エリアの茶屋町にある「ユニクロOSAKA店」は閉店予定で、新店舗への集約を図る。
23日に開かれた記者説明会にはファーストリテイリンググループ執行役の清智彦さん、店長の木村愛さんが登壇。また、同社CM出演中の俳優・綾瀬はるかさんと松下洸平さんもゲストとして登場した。清さんは「進化する梅田で、当店も地域コミュニティとともに発展していきたい。エリアの魅力を国内外へ発信してい」と再開発の進む梅田のポテンシャルへの期待と意気込みを語った。
ひと足早く店内を見た綾瀬さんは「回るのに時間がたっぷり楽しめそうな店舗」と笑顔。松下さんも「1階にはカシミヤの売り場もあり、カラーバリエーションも豊富でワクワクした」と話していた。

また、ユニクロは各エリアごとに特色を生かした個店経営を進めており、同店では地元企業との限定コラボも展開。ダイキン工業や阪急電鉄、中崎町の焼き芋店「蜜香屋」などとタイアップした商品を期間限定で販売する。


