
イオンモール大阪ドームシティ(大阪市西区千代崎)の公式キャラクター「ど〜むマン」が誕生した。10月13日に施設内で開かれた「ど〜むマン参上」のイベントで、親子約100人が見守る中、UFOのようなユニークな形をした京セラドームのマスクを被った「ど〜むマン」が初登場。敵の悪役と戦うど〜むマンに、子どもたちは「頑張れー」と声を上げて応援した。

キャラクターを発案したのは同施設の営業担当、釣谷麻純さん。来館者に「もっと親しみを持ってもらえる存在を」と考えていた際、突然ひらめいたという。
モチーフは、モールに隣接する京セラドーム大阪。釣谷さんは実際に同ドームを訪ね、キャラクター化の許可を正式に得て制作を進めた。
営業マネージャーの須山浩司さんは「この地域は子ども連れのファミリーが多い。『今日はど〜むマンに会える日だね』と親子で話してもらえる愛される存在になれば」と期待する。今後は11月2日のクリスマスツリー点灯式などでのイベント出演も予定している。

全国のイオンモールの中には、周年記念などで一時的にキャラクターを導入する例もあるが、常設の公式ヒーローとして展開するのは珍しいという。地域に密着したイオンモールの新たな取り組みとして、ど〜むマンの活躍に期待が高まる。