防災や食、SDGsを主要テーマに、市民、団体、企業が連携して社会課題の解決を体感できる場として企画した「守口市公民連携博覧会~守博2025 feat. 日本の食まつり~」が10月4日、京阪守口市駅周辺で開催された。
会場は守口市駅前カナディアンスクエア、京阪百貨店および駐車場、エナジーホールの3カ所。大阪・関西万博の機運醸成イベントとして今年で3回目の開催となった。

エナジーホールで行われた「守口お笑いライブ」は、市内外から大きな注目を集め、定員400人に対し、応募は5,000人に上った。ライブには「もりぐち夢・未来大使」のますだおかだ増田さんやアメリカザリガニ柳原さんなど複数のお笑い芸人が出演し、会場を盛り上げた。終了時には瀬野憲一市長が登壇し、イベントが公民連携の取り組みを市民に体感してもらう意義を説明した。


カナディアンスクエアでは大阪国際大学吹奏楽部の演奏や一般参加者らによるカラオケ大会が行われた。京阪百貨店1階の特設ステージでは、地域の安全をテーマに体験型防災学習「ミル(見る)シル(知る)プロジェクト」のほか、守口のご当地ヒーロー「マモルヒーロー」による防災啓発イベントが実施された。子どもらはクイズ形式で火災や地震時の対応を学び、「押さない、走らない、喋らない」の避難ルールや防災グッズの備えの重要性を体験した。
会場全体では、公民連携企業や地域団体のブース出展、キッチンカーによる食の提供、キッズパークの設置など、多彩な催しが展開され、「いつもまでも住み続けたいまち守口」を体感できるイベントになった。
