関西電力は、9月使用分(10月請求)の電気料金が、前月比で実質的に値上がりする見通しと発表した。
政府の支援制度による補助単価が、8月使用分での特例措置(1kWhあたり3・5円)から、9月使用分では通常の2・4円に戻ることが要因。従量電灯A契約で月260㌔㍗時を使う家庭では、104円の負担増となる。
補助制度は、燃料費高騰による家計支援策の一環で、8月は冷房需要に対応し補助額が一時拡大されていた。9月以降は水準が戻るため、料金自体は据え置きでも、値引き額が減り請求額が増えるかたちとなる。
電気代 9月から104円増へ 関電、補助縮小で請求額に影響
