「ルクア サウス」来春誕生 JR大阪駅南エリアに新施設 国内最大級キャラクターゾーンも

スポンサーリンク

JR大阪駅サウスゲートビル 4年かけ大規模改装 2029年グランドオープンへ

 大阪駅周辺のまちづくりを担うJR西日本ステーションシティは、大丸松坂屋百貨店、JR西日本SC開発の3社で連携し、JR大阪駅に直結する「サウスゲートビルディング(商業エリア:地下2階~地上15階部分)」の大規模リニューアルを決定した。

大阪ステーションシティ・サウスゲートビルディング外観

 今年秋から約4年をかけて段階的に計画を進め、グランドオープンは2029年を予定する。 地下2~9階までは大丸松坂屋百貨店が運営し、10~15階は「ルクア大阪」の新施設「LUCUA SOUTH(ルクア サウス)」が来年4月初旬に開業する。
 店舗面積は約1万6000平方㍍、延床面積は約3万3000平方㍍。施設名称は、「JR大阪駅南エリアの顔・象徴となること」「南の空に昇りふりそそぐ太陽のように、すべてのお客様に開かれた明るい場所でありたい」という思いを込めた。これにより、ルクア大阪は「ルクア」「ルクア イーレ」「ルクア サウス」の3館体制となる。

 大規模なリニューアルは、2011年のサウスゲートビルディング開業以来初めて。今までのルクア大阪では提供できていなかった新たなコンテンツを充実させることで、既存客の回遊性を高めるとともに、地域の人にとっても〝初めてルクアを訪れるきっかけ〟となるような場を目指す。
 リアルならではの体験価値の向上を図りながら、「ココロ。くすぐる。」というルクア大阪のブランドコンセプトのもと、高感度で洗練されたライフスタイルを提供し、同館ならではのショッピングの喜びをさらに向上させていくという。また、万博で生まれた熱気や関心を未来へとつなぎ、商業・文化・体験を通じて地域の魅力を高める役割を担うことも目標に挙げる。

 フロアについては、10~13階の4層(約1万2500平方㍍)に「LUCUA キャラクターズワールド」をオープンする。現在の「ルクア大阪」では面積的な制約から限定的な展開に留まっている、「キャラクター/ポップカルチャー」「アミューズメント」のコンテンツを大きく拡充。
 大丸梅田店で人気を博している「ポケモンセンターオーサカ」や「ニンテンドーオオサカ」「ONE PIECE 麦わらストア」など、国内外で高い人気・知名度を誇るコンテンツが一堂に会する、国内最大級のキャラクターゾーンとなる。

 14~15階には、デイリー使いから特別な日まで、多彩なニーズや利用シーンに応えるレストランゾーン「LUCUA SOUTH DINING」が誕生する。14階は、大丸梅田店で人気の11店舗が営業を継続することに加え、魅力的な新規店舗も複数出店。15階は大丸梅田店の催事場を改装し、ファミリー層を中心に幅広い層が利用しやすい飲食店が並ぶそうだ。

 来年4月のリニューアルオープン後は、約1年6カ月をかけて段階的に各店舗の開業を進め、同年秋頃に「LUCUA キャラクターズワールド」の全面開業、翌年秋頃に「LUCUA SOUTH DINING」を全面開業予定だ。

■サウスゲートビルディング/大阪市北区梅田3-1-1/電話06(6346)1631
■「LUCUA」「LUCUA 1100」/大阪市北区梅田3-1-3/電話06(6151)1111(ルクア大阪インフォメーション)