「バーチャルあべのハルカス」登場 近鉄不動産がメタバース上で再現

バーチャルあべのハルカス内イメージ図
バーチャルあべのハルカス内イメージ図

 近鉄不動産は、スタートアップのクラスターと共に構築を進めてきた高層複合ビル「あべのハルカス」をメタバース(仮想空間)上に再現した。

 バーチャルあべのハルカスは、近鉄不動産がリアルで運営するあべのハルカスと、大阪市から管理運営を請け負う天王寺公園エントランスエリア「てんしば」をメタバース上に構築。

 バーチャルあべのハルカスのエントランスの役割を担う「てんしばエリア」、近鉄不動産をはじめ近鉄グループ4社のブースが集い、それぞれの事業に応じた取り組みや情報発信を行う「17階ミドルフロア」、360度に広がる夜景やイベントが楽しめる「展望台エリア」の3エリアで構成されている。また、バーチャルあべのハルカスは、クリエイターが集う場をメタバース空間に設けるというインキュベーション機能を新しく取り入れている。