高さ135㍍ 再開発ビルの名称決定 淀屋橋ゲートタワー」

商都大阪の玄関にふさわしい名に

 大和ハウス工業や住友商事などで組織する淀屋橋駅西地区市街地再開発組合は7月30日、商都大阪の玄関となる淀屋橋エリアの御堂筋沿いに建設中の高層複合ビルの名称を「淀屋橋ゲートタワー」に決めた。建物は12月に完成し、来年開業予定。
 同事業は細分化された土地を共同化し、オフィス主体の大型複合ビルに整備。建物は地上29階、地下2階で高さ約135㍍。エリアの特徴である水辺のオープンスペースや、大川町公園といった自然環境を取り込み、にぎわいを創出する。
 御堂筋に面した基壇部の屋上庭園は周辺会社員や一般来訪者にも開放。800平方㍍超の規模で展開するサービスオフィスや、カルチュア・コンビニエンス・クラブとプラスが連携した約600平方㍍超のシェアラウンジも設置する。
 同組合で副理事長を務める今西土地建物の今西頼久社長は「地権者や事業協力者と共に当社グループが約20年かけた再開発ビル。約70年、大阪で商売をする当社グループも来年、再度このビルに戻り、一段とお客様のお役に立てるよう努めていきたい」と話していた。

「淀屋橋ゲートタワー」に名称が決定した 再開発ビルのイメージパース