
大阪市北区中崎町にある「海鮮居酒屋てつたろう」で、メディアで20回以上紹介された名物ランチ〝食べたい天ぷらのせ放題 天丼ランチ〟が、今年の夏も限定復活することが決まった。提供日は7月23日から25日までの3日間。
同ランチは、以前6年間にわたってレギュラー営業されていた人気メニューで、ランチ営業が「海鮮食堂はるこ」としてリニューアルされた際に惜しまれつつ終了。しかし、その後も常連客から復活を求める声が絶えず、現在は年に数回、期間限定で提供されている。
「天丼の構成はお客様次第。毎回〝天ぷらの塔〟のような丼が登場し、SNS映えも抜群です」と語るのは、店主の柳川誉之さん。
システムはユニークだ。入店後にカウンターで天丼の種類(ご飯のみ/海老付き/穴子付き)とご飯の量を選び、会計を済ませると、約15種類の天ぷらが並ぶブースに案内される。並ぶのは、ちくわ、ナス、レンコン、ウインナー、かぼちゃ、イカなどの定番から、うずら卵、シュウマイ、鶏天、紅ショウガなどの変わり種まで多彩。好きなものをトングでつかみ、丼に〝のせ放題〟していくという形式だ。
ただし、1種類につき3個まで、半熟卵は1個までというルールがあり、「山盛りにしすぎると胃もたれの原因になりますので、ご注意ください」と柳川さんは笑う。実際に、過去には最大43個の天ぷらを盛った例もあるという。
価格は赤だし・漬物・味変用のつけダレ付きで税込み880円からとリーズナブル。ボリュームと満足感から毎回大盛況となっており、今回も混雑が予想される。
「天ぷらはすべて注文後に揚げたてを補充しています。夏の思い出に、自分だけの〝天丼アート〟を楽しんでもらえたらうれしいです」と柳川さんは語った。

■てつたろう梅田中崎町店/大阪市北区中崎西3-3-15/電話06(4802)0303