夏の〝お仕事体験〟イベントが過去最大規模に 大阪ステーションシティで「キッズウィーク2025」開催

昨年の駅員体験

 JR大阪駅を中心とした駅ビル施設「大阪ステーションシティ」で、夏恒例の小学生向けおしごと体験イベント「キッズウィーク2025」が8月4日から23日まで開催される。
 今回は、大阪・関西万博のサテライト会場「EXPO OSAKA STATION」開催を記念し、新施設「うめきたグリーンプレイス」や「イノゲート大阪」「KITTE大阪」なども舞台に、過去最多の全30プログラムが用意される。

 イベントでは、駅員やカフェ店員、百貨店の販売員、清掃・警備スタッフなど、施設を支える多彩な職種の体験が可能。実際に現場で働くスタッフとともに、本格的な仕事を体験できることから、毎年高い人気を誇る。

 今年は、カフェでのドリンク提供や映画館の映写室見学、ネイルショップでの接客体験のほか、大阪・関西万博オフィシャルストアや郵便局での業務体験など、時代や地域を反映したプログラムが目立つ。子どもたちは楽しみながら社会の仕組みを学び、未来の可能性を広げるきっかけを得られる内容となっている。

 応募は7月1日正午から公式サイトで受け付けている。参加対象は小学生で、定員や参加費はプログラムにより異なる。詳細は大阪ステーションシティの公式サイト(https://osakastationcity.com/kidsweek/)で確認できる。

 同施設には1万人以上が働いており、「リアルなおしごと体験」ができる貴重な機会。主催のJR西日本ステーションシティは「子どもたちの夏休みの思い出として、未来につながる体験を提供したい」と話している。