デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの北欧5か国からなる大阪万博北欧パビリオンは、12月4日よりクリスマスツリーが設置されることを記念して、点灯式を執り行った。
点灯式にはクリスマスシーズンに合わせて、フィンランドから来日したサンタクロースとフィンランドのタンヤ・ヤースケライネン大使が参加し、ツリーに光を灯した。
来日したサンタクロースは、フィンランド北部のコルヴァトゥントゥリ山やロヴァニエミを拠点とし、アジア、北米、ヨーロッパをはじめ世界80以上の目的地に届ける役割を担っている。毎年世界中の子どもたちにプレゼントを届け、子どもたちを笑顔にしているという。
点灯式において「共通の目標に向けて協力することで、私たちは非常に遠くまで進むことができます。すべての人々にとって明るく持続可能な未来を目指しています。そして、このクリスマスツリーの灯りを分かち合うことは、国境を越えた団結への呼びかけでもあります」加えて、「フィンランドはサンタ、サウナ、そしてシス(*)という『3S』を持つ幸福な国です。これらが来年、万博を訪れるすべての人も楽しんでもらえること願っています」とフィンランドのタンヤ・ヤースケライネン大使は語った。
* 厳しい状況で発揮されるしなやかな精神性、困難に立ち向かう勇敢さ、忍耐などを指す「フィンランド魂」を表すフィンランド語。