関西大学(吹田市)の田中成典研究室は、SNS マーケティング支援を中心にビジネス展開をする「テテマーチ」と協働し、同大学や同研究室に入りたくなる集客プロモーションのプロジェクトを実施している。
学生が考えた切り口での屋外広告のデザインを制作し、完成した広告を11月1〜10日の期間、梅田駅(紀伊国屋横臨時パネル)、十三駅、高槻市駅、西宮北口駅の計4カ所に掲出している。
同プロジェクトは関西大学や田中成典研究室に入りたくなる「広告」制作企画を今年5月に始動。研究室では全4回の講義やワークショップを行い、学生の意見を主体としながら広告制作を進めた。媒体選定なども学生主体で考え、最終的に屋外広告に決定した。
協働企業の担当者は「今回のような特定の対象の魅力発掘とその伝え方を模索する取り組みは、広告制作に関わらず今後も生きる経験だと思うので、少しでも学生のみなさんの糧になっていることを願います」と語り、田中教授は「学生が感じている大学像や、大学生の在り方、高校生へのメッセージの視点から、社会連携活動(関西テレビ社とクロスセンシング社の取り組み)を軸として『大学って楽しいで !』を全面に出すような内容に仕上がった広告であると考えます。今後、関西大学総合情報学部と社会とが密に連携した社会活動成果を広告の媒体に載せることで、次世代の若者達が大いに刺激を受けて頂ければ幸いです」と総評している。
■関西大学/吹田市山手町三丁目3番35号