万博の紙チケット、コンビニで販売 会期の半分で予約必須

大阪・関西万博会場の完成イメージ=2025年日本国際博覧会協会提供
大阪・関西万博会場の完成イメージ=2025年日本国際博覧会協会提供

 2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は、来場日時の事前予約が不要な紙チケットを10月13日からコンビニエンスストアや旅行会社で販売する方針を固めた。これまで電子チケットを基本とし、入場時には事前予約を義務づけてきたが、チケット販売が目標に達していないため、利便性を向上させるために紙チケットの販売に踏み切った。

 ただし、会期全体の約半分にあたる86日間は混雑回避のため、予約が必要な除外日とされる。具体的には、ゴールデンウィーク期間や夏休み、お盆時期、そして会期後半の土日祝日などが対象となる。また、午前9時から11時までの入場は全期間で予約が必要となる。

 紙チケットの販売はコンビニエンスストアおよび旅行代理店で行われ、コンビニでの発券などの手数料が加算される。