母校を寄付で応援 「個別指導キャンパス」の福盛氏に感謝状 

吉村洋文知事と福盛訓之さん(右)=大阪府庁

 大阪府庁(大阪市中央区大手前2)で9日、「大阪府母校応援ふるさと納税制度」の趣旨に賛同し多額の寄付を行った「新教育総合研究会」(同市北区)の代表・福盛訓之さんに吉村洋文知事から感謝状が贈呈された。

 同社は「個別指導キャンパス」の塾名で1都2府8県に約360教室の個別指導塾を運営している。

 同社代表の福盛氏は「今日の自身の人格形成に大きな影響を与えた母校に感謝の意を表したかったことと、優秀な生徒の育成に寄与したいという思いで寄付をした。大阪の教育力の向上に府が邁進されることを切に願っている」と述べた。

 ことし4月から始まった同制度は、ふるさと納税の仕組みを活用し、府内の公立・私立高などに個別で寄付ができる。税や授業料とは別に新たな財源確保策として卒業生らの寄付を促す狙い。