「グラングリーン大阪」先行まちびらき内覧リポート ~店舗編①~

「ショップ&レストラン」やイノベーション施設「JAM BASE」、「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」が入居する北館

 JR大阪駅北側「グラングリーン大阪」が、9月6日に先行まちびらきを迎える。先んじて、3日に報道向け内覧会が開かれた。

 今回のまちびらきでは、開発エリアの約4割が完成。商業施設「ショップ&レストラン」では19店舗がオープンを迎え、うち関西初出店が3店舗、新業態出店が3店舗と、新鮮な店舗も並ぶ。

 ニチニチスタッフも今回の内覧会に参加。各店舗のリアルな中身をお届けする。

■ココヘッドカフェ(ISLAND STYLE CAFE & GRILL Koko Head cafe OSAKA)北館1階

 関西初上陸する、ハワイの人気店。週末にはフラダンスやウクレレショーも予定されているそうで、内覧会当日にも披露された。
 食事は、ロコモコにキムチの天ぷらをトッピングした「ココモコ」をまずチョイス。「肉々しい」味がたまらない。
 店長もオススメの、バゲットにソースをつけて食べる「オハヨウエッグ」は複数人でのシェアにぴったり。「写真映え」するドリンクも豊富にそろう。

フラダンスショーの様子
「ココモコ」や「オハヨウエッグ」はスキレットのままアツアツで提供

■イノベーション施設「JAM BASE(ジャムベース)」(北館)

4層吹き抜けの階段スペースと、左はさくらインターネットが運営するオープンイノベーション施設「Blooming Camp」(3階)

 グラングリーン大阪の中核機能施設となる「JAM BASE」は、大学やベンチャー企業など多様な団体が集い交わることでアイデアやイノベーションが生まれることを目指す。

 3階には、さくらインターネットが運営するオープンイノベーション施設「Blooming Camp」が開所する。3エリアから構成され、会員が利用できるスペースや、一般の人も利用可能なカフェ、イベントに活用できるスペースを整備。多様な人が集まる「場」と「機会」を創出し、その交わりによってオープンイノベーションを起こすことを目的としている。

■「JAM BASE」内のフードホール「re:Dine(リダイン)大阪」(北館)

re:Dine(リダイン)大阪 店内の様子

 ハンバーガーや麻婆豆腐、クラフトビールなど、バラエティ豊富な飲食店が集まるシェア型フードホールで、5店舗85席を展開。モバイルオーダーやキャッシュレス決済などのデジタル技術を活用し、テーブルから全ての店舗の商品を注文でき、支払いもテーブル単位でまとめることが可能。

■キャノピーbyヒルトン大阪梅田(北館)

遊び心が満載のシーソーがお出迎え

 同エリアには3つホテルがオープンする予定だが、そのうちのひとつ、「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」が先にお披露目となった。ホテル全体に「大阪らしさ」をちりばめている。
 ロビー階を降りて最初に遭遇するのがこのシーソー。遊び心が満載だ。

オフィシャル素材 キャノピールーム&プレミアムルーム キング

 ラグジュアリーでありながら生活感も大事にするのが「キャノピー」で、キッチン付きの部屋もある。

■TALKS cafe & bar(サウスパーク内施設)

 〝Farm to Table〟をコンセプトに、オーガニック食材や有機野菜にこだわった体に優しいメニューを提供。
 こちらでは、おやつ時にぴったりな「チョコレートドレープ」を実食。果物のおいしさがチョコによって引き立っていた。公園横というロケーションも心地いい。

TALKS cafe & bar 店内の様子
チョコレートドレープ シャインマスカット&バナナ

■THE JACKSON GARDEN(サウスパーク内施設)

 休日は結婚式場、平日はカフェ&レストランとして営業。パーティーやMICEとしての活用も可能となっている。
 コース仕立てのアフターヌーンティーは、宝石箱のようなティーボックスに入った状態で提供。「パティスリーパブロフ」のシェフとして有名なパティシエ近藤がプロデュースしている。
 ちなみに、挙式はすでに予約が10月から入り始めているとのこと。

ボックス内のスイーツたち
THE JACKSON GARDEN 外観

 他にも魅力的な店舗が続々とオープンしている。週末にはエリア各所でオープニングイベントも実施されるので、あわせて訪れてみてほしい。

■グラングリーン大阪/北館 ショップ&レストラン(大阪市北区大深町6番38号)/ノースパーク(同区大深町6番)/サウスパーク(同区大深町5番)