〝新・千里スタイル〟千里中央地区で再開発 大規模商業施設など

 8月29日、阪急阪神不動産がエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)と協力して千里阪急百貨店・千里セルシーと千里阪急ホテルの敷地を一体的に再開発すると発表した。

 国内最初の大規模ニュータウンとして昭和 37 年(1962 年)にまちびらきした千里ニュータウンの中核を成してきた千里中央地区。

 千里阪急百貨店・千里セルシー敷地においては、両敷地間の廃道と新設されるバス・タクシー乗場の上空利用により大街区化を行い、千里阪急百貨店が入居する大規模商業施設(改延床面積10万平方メートル級)を新設予定。

 千里阪急ホテル敷地においては、同商業施設および隣接する千里東町公園と連携し、セルシー広場を継承する賑わい広場の整備・運営や千里中央駅から千里東町公園に繋がる歩行者ネットワークのバリアフリー化など〝せんちゅう〟らしいまちづくりを目指していく。

 豊中市は本再開発について、27年度以降より段階的に開業を目指し、32年度中の事業完成を目指す予定としている。