ドラマ「春になったら」の見上愛さん 「551蓬莱の肉まん、アッ、こっちでは豚まんをお土産に…」と関西の思い出

 フジテレビ系1月スタート新ドラマ「春になったら」(月曜夜10時)に主人公の大学サークル時代同級生役で出演中の俳優、見上愛(23)が1月22日、番組PRのため制作局のカンテレ大阪本社を訪れ、関西ローカル情報バラエティー番組「よ~いドン!」などに出演した。

「大阪みやげは豚まんとたこ焼き」と話す見上愛=大阪市北区のカンテレ本社

 ドラマは、3カ月後に結婚する娘(奈緒)とがんで余命3カ月の父(木梨憲武)が互いに「やりたいことリスト」を作り実現して行く日々を描いた笑って泣ける内容。見上はJRAのCMで注目され、今年のNHK大河ドラマ出演も決まった注目の若手。「春になったら」では、奈緒の大学写真部時代の同級生で何でも言い合える親友役。複雑な片思いを抱える難しい役どころだが「悲劇のヒロインにはなりたくない。人を好きになるのは幸せだけどつらい。必死に強く生き抜いている姿を見てほしい」と感想。

 ドラマ舞台が江戸っ子情緒漂う東京下町で、撮影も東京、三上自身も東京の生まれ育ち。この日生まれて初めて大阪市北区のカンテレ本社を訪れ、初の生放送出演を経験。「マスコットキャラのハチエモンはカンテレ東京支社で見てましたけど、本社のはすごく大きくてワッとびっくり。番組は、皆さん話してられる中に入っていくので、最初は緊張してたんですけど、関西独特の温かい雰囲気ですぐに打ち解けました」とホッとした表情。

月10ドラマのロゴを抱えて笑顔の見上愛=大阪市北区のカンテレ本社

 関西の思い出について聞かれ「高校生の時に1泊2日で大阪に古着の買い出し旅行に一人で来たことがあります。東京へのおみやげは、551蓬莱の肉まん、アッ、こっちでは豚まん。それにたこ焼きです。帰ってから皆に配りました。大阪の方に〝東京のたこ焼きはホントのたこ焼きじゃない!〟って言われましたから。全部おいしかった!」と当時を思い出すように笑顔に。

(畑山博史)