理科の不思議や面白さ 中学生が体験授業 大学生や院生らが「光の性質」「発酵って?」を指導

 摂南大学寝屋川キャンパス(寝屋川市池田中町)で12月25日、交野市内在住の中学生を対象に、理科や科学の楽しさに気づいてもらう1日体験授業が行われ、生徒たちが同大学生や院生らの指導で、〝光の不思議な性質〟や〝発酵って?酵母って何?〟を学んだ。
 同大学理工学部生命科学科は、交野市教育委員会と包括連携協定を結び、2014年度から実験教室として開いている。

 授業では、〝光の特性を利用したしおりを作る〟実験で、回析格子にセロテープを貼って、偏光シートで挟み込むことでキラキラと光るセロテープの不思議な世界を体験した。同学科松尾康光学科長(教授)は「科学にアートを加味した実験を体験してもらった。光は、新しい建築物として応用でき、エコなエネルギー・空間を生み出すことができる」と解説した。

 また、発酵や酵母を理解する実験では、生きている酵母と潰した酵母でパン生地の発酵にどんな違いがあるのかを確認した。同学科尾山廣大学院教授は「興味を持って観察することで若者の視点で考える力を養ってほしい」と実験体験の意義を語る。

 体験授業に参加した中学1年生、太田英里さん(12)は、「理科の実験が好きで母の勧めもあり参加した。いろいろ不思議な世界を発見することができて良かった」と笑顔で話した。