【守口市対談】若い世代をどう定住させるか? 瀬野市長にU.K.編集長が迫る!

 前編に引き続き、守口市の瀬野憲一市長に質問を投げかけるのは、もりぐち夢未来大使であり、ラジオDJ・タレントも務める本紙守ロエリアのU.K.編集長。今回は、同市に若い世代を定住させるための策について市長に迫る。

瀬野市長(右)に若い世代の定住策について質問を投げかけるU.K.編集長

>>>[前編]本紙守口エリア編集長 U.K. × 守口市長 瀬野憲一 〝守口愛〟を語り尽くす

【U.K.】 少子高齢化が進んでいると言われる世の中ですが、守口市は利便性も生活環境も治安も良く、僕は本当に住みやすいと感じています。子育てへの行政のバックアップも整ってきていますが、市長の考えられている次の手を教えてください。 

【瀬野市長】 守口市は近年、0~5歳人口が増えてきています。しかし、そこから先に定住してもらうことが難しい。小学校に上がったあたりで住宅を購入し、守口市から転出してしまうという場合もあります。

【U.K.】 守口市の土地価格は、大阪市に隣接しており便利な土地柄なので、結構、高額ですからね。

【瀬野市長】 はい。そうなんですよ。

【U.K.】 そんな中でも、特に若い世代の方に住んでもらえる、または住みたいと思ってもらえるようにするには、どうすればいいのでしょうか。

【瀬野市長】 子育て世帯にやさしいまちという印象を持ってもらえるよう、子育て施策を充実させていくことも大切ですが、現在、市で力を入れていこうとしているのが、守口市駅周辺のにぎわい創出なんです。豊秀松月線という駅前の道路を拡幅して街並みを整えると、付近の商業施設を利用する方も増えると思います。

 また、旧市役所庁舎跡地にイオンタウンさんが複合型のスーパーを整備されており、今年の冬にオープンとなると、こちらにもにぎわいがでてくると思います。子育て世帯はもちろん幅広い年齢のみなさんの憩いの場として市内の公園整備にも力を入れています。

 まちのにぎわいで、イメージも変わってきます。特に若い世代の方には、これからの「守口市」に期待してほしいですね。

【U.K.】 そういうことでしたら、地域情報の発信が今後も大切になってきますよね。そうすると、地域密着の無料新聞として週刊大阪日日新聞がお役立ちできたらいいと思っています。

【瀬野市長】 確かに日日新聞さんは、私の初登庁のときも取り上げてもらい、お世話になっています。今のところ叩かれてもいない(笑)。守口市のこともよく取り上げて頂いて、ありがたいと思っています。

【U.K.】 官民一体で市民はもちろん、大阪府全体、ひいては日本全体に発信していきましょう。市長、何かいいアイデアはないですか。私編集長なので、私の権限でなんなりと(笑)

【瀬野市長】 市には若手の職員がたくさんいますから柔軟な発想でこの守口市をプロモーションしていくアイデアを募ってみたいと思います。

【U.K.】 守口にはこれはという名物がないように感じています。

【瀬野市長】 そうなんです。私も守口名物が欲しいなと思っています。この前、市内の洋菓子店を訪問した際に、守口銘菓を作ってほしいとお話をしたこともあります。守ロ大根は知名度のある名物ですけどね。

【U.K.】 守ロ大根コンクールで長さは競っていますけど、食べられるお店がなくて。じゃあ、うちの新聞で守口の名物を作る企画をやってみるというのはどうでしょうか。

【瀬野市長】 いいですね。

【U.K.】 一番いいのは、まずは守口市のグルメですよ。

【瀬野市長 結構、あると思いますよ。

【U.K.】 では市長、紙面で守口と門真のグルメ対決ができたら面白いかなと思います。対決となると市民から注目を集められて、盛り上がると思いますよ! そこでぜひ、瀬野市長にもご協力をお願いしたい。

【瀬野市長】 守口市を盛り上げるためなら喜んでやりますよ。

【U.K.】 そのときはぜひ。市長、本日はありがとうございました。