〝垣根のない社会〟を目指して 「ユニバーサルイベント大阪2023」開く

ユニバーサルイベント大阪2023

 障がいなどの垣根にとらわれず、多くの人たちの夢を応援する「ワクセル」は10月14日、大阪市北区中崎西1の「中崎町ホール」で、実行委員会による「ユニバーサルイベント大阪2023」を開き、障がい、国籍、性別、年齢などの違いを超えた約100人が集い、楽しく賑やかに交流した。

 同イベントは「障がいがあっても、職業の選択肢を増やすことで、夢や可能性を広げられるきっかけ」となることを目指し、全盲キャラクターデザイナーの「YUKAYUKA」さんが中心となって開いた。「視覚障がい者の趣味や職域を広げたい」と、点字タロットカードを制作したYUKAYUKA」さんの強い思いもあってか、この日、会場にはタロットを含めた「占い」のブース=写真=が目立ったほか、就労支援B型事業所「アトリエSUYO」や飲食など20の出店ブースが来場者を引きつけた。