週刊大阪日日新聞社は10月6日、新聞配布業務永年勤続者の表彰式を行った。式には対象となる勤続15年以上の10人のうち4人が参加し、同社の道田昌吾常務が一人一人に表彰状と記念の目録を手渡した。式のあとの歓談の際には、自転車で転倒した際に近隣住民が助けてくれたことや猛暑や雨の日の苦労話など、配布の思い出を参加者から聞き、同社スタッフらは改めて長年の勤務に対するねぎらいと感謝の言葉を贈った。
勤続17年を超える塚本三恵さんは「56歳から73歳まで17年間つづけてきて、いろいろなことがあった。当初は配布を断られることもあったが、最近は住民ともあいさつを交わしたり、『ありがとう』と言われてうれしい。健康が取り柄なのであと3年、勤続20年まで頑張りたい」と笑顔で話した。